単身高齢者とシングルマザー(母子家庭)の共同生活を組成する日本初のサービスです。
シェアハウスをご存知ですか?
1戸の住居に複数世帯で共同する生活形態のことです。
近年、テレビドラマの影響もあり、シェアハウスが増えてきています。これはシェアハウスが、単に家賃を分担しあうだけでなく、情報を共有し合い、共に生活することによる新たな価値も生まれることにも後押しされたトレンドです。
しかしながら、これまでのシェアハウスの多くは、主に若者世代を中心とした同世代の者同士が共同生活する形態がほとんどでした。
IGHシェアハウスは、このシェアハウス形態を活用し、単身高齢者世帯とシングルマザー世帯が1つ屋根の下で相互に助け合いながら、共同生活を行うことを支援するサービスです。
このサービスが生まれた背景に、弊社が運営しているセカンドステージ世代に向けたチューリップ倶楽部がありました。
この活動の中で、アクティブシニアとも呼ばれるセカンドステージの皆様方は、それぞれ様々なご経験やご知見をお持ちであり、そういったお1人お1人の魅力を、もっと社会に発信すべきであるし、伝承すべきでもあり、また次の世代に知ってもらいたいという思いを持っておりました。
また一方で、セカンドステージ世代の皆様方の中にも、早くして連れ合いの方を亡くされた方やご家族と遠く離れて生活されている方の中には、なかなかご自身での趣味や交流機会を見つけられないまま、“単身”であることの不安や、“誰かに求められている感”の喪失などを抱えながら生活されている方も多くいらっしゃることを知り、何らかの解決を提供できないかと問題意識を持っていたことなどが起因しています。
シェアハウスで創出する“生活を共同することで生まれる新たな価値”には、セカンドステージ世代のパワーが加味されることで、失われた交流の復興にもなると考えています。
時には衝突することもあるかもしれません。そして一緒に住む仲間なのですから、どこかで互いに折り合いをつけ和解もしなくてはならないでしょう。
どの方にもシェアハウスができるとは思いませんが、シェアすることで始まる新たな生活に魅力を感じていただけるセカンドステージの方も多くいらっしゃると確信しています。
個室3部屋+共同リビング(3LDK)の部屋に、 【単身シニア世帯1世帯/シングルマザー世帯2世帯】の3世帯共同ハウスを標準としています。
シングルマザーは小学校入学前後のお歳のお子さんを1名お持ちの方を想定しています。
IGHシェアでは、単なる共同生活ではなく、相互に助け合えることで生まれる新たな生活感や交流を重視しています。
そのため、シニアの方にとっては、
- シングルマザーのお子さんが保育園で熱を出されて迎えに行かなければならないときなど、代わって迎えに行っていただく
- 学校帰りのお子さんの面倒を見ていただくなど
シングルマザー家庭の手助けも行っていただくことが前提になります。代わりに、
- シングルマザーのお子さんが保育園で熱を出されて迎えに行かなければならないときなど、代わって迎えに行っていただく
- 学校帰りのお子さんの面倒を見ていただくなど
など一緒に暮らすことでできなかったことを補ってもらいます。
実際の分担ルールは、シェアするパートナーとの話し合いの中で、弊社もサポートの元に決めていきますので、必ずしも上述の形になるとは限りません。
これまでにお話し合いをしている中でも、料理はシングルマザーが帰宅後に交代でするという方向で進むシェアハウスもあれば、シニアの方が料理は好きだし得意なので毎日行い、代わり別のことでシングルマザーには支援してもらうといった方向で進むケースもありました。
仕事ではございませんから、画一的な分担があるわけではなく、一緒に暮らす者同士で納得のいく話し合いをして分担していけるのもシェアハウスの1つの特徴です。